帰国後は、海外用に変えた設定が残っていることが原因になりやすいです。データローミングをオフ、ネットワーク選択を自動に戻し、機内モードの入り切りと再起動を行い、最後にRakuten Linkのログイン状態を確認する順で進めます。
この記事でわかること
- 帰国後はまず海外用設定を元に戻す
- データローミングと自動選択を確認
- 機内モードと再起動で接続をやり直す
- Rakuten Linkのログイン状態も確認
海外から帰国したあと、電波のアンテナは立っているのにデータ通信がつながらない、通話はできるのにアプリが読み込まない、Rakuten Linkの発信だけうまくいかない——こうした症状は、渡航中に変更した設定がそのまま残っていることが原因になっているケースが少なくありません。端末の故障を疑う前に、設定を順番に元へ戻していくだけで解消することがあります。
この記事では、楽天モバイルの帰国後の設定の戻し方を、症状ごとに1つずつ手順化して整理します。データローミングのオフ、ネットワークの自動選択、機内モードの入り切り、端末の再起動、そしてRakuten Linkの再ログイン確認まで、上から順に試せる形にまとめました。iPhoneとAndroidそれぞれの操作場所も合わせて説明します。
帰国後に通信が不安定になる主な原因を整理する
海外から帰ってきた直後に「電波のアンテナは立っているのにネットが開かない」「圏外のまま戻らない」といった状態になることがあります。このとき多くの場合、端末の故障やSIMの不良ではなく、渡航中に自分で変えた設定がそのまま残っていることが原因です。まずは設定を疑うところから始めると、無駄な手間をかけずに復旧しやすくなります。
渡航中の設定が残っているパターン
海外で使うために変更する設定は、帰国後も自動では元に戻りません。代表的なものは次のとおりです。
- データローミングがオンのまま…海外の回線を拾いに行く設定が残り、国内で通信が安定しないことがあります
- ネットワーク選択が手動のまま…現地で手動選択した事業者が記憶されたままだと、帰国後に接続先を探せず圏外になりがちです
- 現地eSIMが優先回線のまま…モバイルデータ通信や通話の既定回線が現地のSIMに設定されていると、楽天モバイルの回線が使われません
- 低データモード・通信の制限設定…海外でのデータ節約のために入れた設定が残り、アプリの更新や読み込みが遅く感じられます
- VPNや海外向けアプリの常時接続…通信経路が切り替わったままで不安定に見えることがあります
端末が現地の情報を保持したままのこともある
設定を戻しても、端末が直前まで接続していた海外の基地局の情報を一時的に覚えたままになっていることがあります。この場合は、機内モードの入り切りや再起動で電波を探し直させるだけで解決することが少なくありません。帰国後の通信トラブルは、まず「設定の戻し忘れ」と「つなぎ直し」の2つを順番に確認するのが近道です。
症状を4つに分けて読み進める
原因の見当をつけやすくするため、いま起きている症状を次の4タイプに分けてみてください。
| 症状のタイプ | よくある原因 | 先に見る手順 |
|---|---|---|
| データ通信だけつながらない | データローミング、低データモード、優先回線の設定 | 手順1・手順2 |
| 圏外のまま変わらない | ネットワーク手動選択、現地の基地局情報の保持 | 手順2・手順3 |
| 通話だけ不調(着信しない・切れる) | 通話の既定回線、通話設定の残り | 手順2・手順3 |
| Rakuten Linkだけ不調 | ログイン状態、アプリ側の通信許可 | 手順4 |
どのタイプか迷うときは、手順1から順番に進めれば問題ありません。いずれも数分で確認できる内容で、契約内容を変える操作ではないため、気軽に試せます。渡航前の設定を振り返りたい方は海外ローミングの設定手順もあわせて確認すると、どこを戻せばよいかが見つけやすくなります。
なお、同じ場所で他の人の端末も同じように不調であれば、設定ではなくその場所の電波環境が関係している可能性もあります。場所を変えて数分待ってから、あらためて手順を試してみてください。
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手順1:データローミングをオフに戻す(iPhone・Android)
海外で通信するためにオンにしたデータローミングは、帰国後もそのまま残っていることがよくあります。設定が残っていると、端末が国内の回線と海外の提携回線のどちらにつなぐか迷い、電波表示はあるのにページが開かない、時々切れるといった不安定さにつながる場合があります。まずはここを元に戻すところから始めてください。
iPhoneでの戻し方
- 「設定」を開く
- 「モバイル通信」をタップ
- 楽天モバイルの回線名をタップし、「通信のオプション」を開く
- 「データローミング」をオフにする
- 一つ前の画面に戻り、楽天モバイルの回線が「オン」になっているかを確認する
複数の回線(物理SIMとeSIM)を入れている場合は、回線ごとにデータローミングの設定が分かれています。楽天モバイルの回線だけ見て終わらせず、もう一方の回線もあわせて確認してください。eSIMとは、カードを挿さずに端末へ書き込んで使うSIMのことです。
Androidでの戻し方
- 「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「SIM」または「モバイルネットワーク」から楽天モバイルの回線を選ぶ
- 「ローミング」「データローミング」の項目をオフにする
Androidは機種やメーカーによって項目の名前や並びが異なります。「接続」「モバイルネットワーク」「SIMカードと通信」などの中にある場合もあるので、見つからないときは設定画面の検索窓に「ローミング」と入力して探すと早いです。
現地SIM・現地eSIMを入れたままの人は回線の切り替えも必要
渡航先で入れた現地SIMや現地eSIMを残したままだと、データ通信の優先回線が現地側のままになっていることがあります。データローミングをオフにしただけでは直らないので、あわせて次を見直してください。
- モバイルデータ通信に使う回線が楽天モバイルになっているか
- デフォルトの音声回線が楽天モバイルになっているか
- 使わない現地eSIMは、回線そのものをオフにする(削除は再渡航の予定も考えて判断)
- 物理の現地SIMを挿している場合は、取り出して楽天モバイルのSIMに戻す
データローミングのオフと、通信に使う回線を楽天モバイルに戻すことは別の設定なので、両方そろえて確認してください。
切り替えたあとのチェック
| 確認する場所 | 見るポイント |
|---|---|
| 画面上部のアンテナ表示 | 楽天モバイルの回線名が表示され、圏外になっていないか |
| Wi-Fiの状態 | いったんWi-Fiをオフにして、モバイル通信だけで試す |
| ブラウザ | ふだん見ないページを開き、実際に表示されるか |
| 通信の種類 | 4G/5Gなどの表示が出ているか |
Wi-Fiにつながったままだとページが開いても確認になりません。必ずWi-Fiを切った状態で試すのがポイントです。ここまでで直らない場合は、接続先の選び方そのものが海外向けのまま残っている可能性があるため、次の手順でネットワーク選択を見直していきます。渡航前の設定を思い出したい方は、渡航前に確認する海外ローミングの設定手順もあわせてご覧ください。
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手順2:ネットワーク選択を自動に戻し、回線の優先設定を見直す
渡航中に「電波はあるのにつながらない」状態を避けるため、現地の通信事業者を手動で選んだ方は少なくありません。この手動選択は、帰国しても端末に残ったままになります。すると日本に戻っても端末は現地の事業者を探し続け、楽天モバイルの電波をつかめず圏外や不安定な状態が続くことがあります。帰国後にまず見直したいのは、ネットワーク選択が「自動」に戻っているかどうかです。
iPhoneでネットワーク選択を自動に戻す
- 「設定」を開く
- 「モバイル通信」をタップする
- 楽天モバイルの回線名(プラン名)をタップする
- 「ネットワーク選択」をタップする
- 「自動」をオンにする
自動をオンにすると、数十秒ほど検索したあとに画面左上のアンテナ表示が戻ります。すぐに反映しないときは、そのまま1〜2分待ってから画面を確認してください。
Androidでネットワークを自動選択に戻す
- 「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」を開く
- 「モバイルネットワーク」またはSIM名をタップする
- 「詳細設定」の中にある「ネットワークを自動的に選択」をオンにする
機種によって項目名は「通信事業者」「キャリア選択」などに変わります。手動のまま現地事業者名が選ばれている場合は、いったん自動に切り替えてから電波の表示を確認しましょう。
デュアルSIM・eSIM併用のときの既定回線を戻す
渡航のために現地のeSIM(本体に書き込むタイプのSIM)を追加した方は、データ通信や発信の既定(いつも使う回線)が現地側になっていることがあります。帰国後は、次の3か所を楽天モバイルに戻してください。
| 設定項目 | 戻す先 | 場所の目安 |
|---|---|---|
| モバイルデータ通信 | 楽天モバイルの回線 | 設定→モバイル通信(Androidはデータ通信に使うSIM) |
| デフォルトの音声回線 | 楽天モバイルの回線 | 設定→モバイル通信→デフォルトの音声回線 |
| 現地eSIMの回線 | オフにする | 回線名をタップして「この回線をオンにする」を解除 |
「モバイルデータ通信の切替」をオンにしていると、楽天モバイルの電波が弱い場所で自動的に別の回線へ移ることがあります。帰国後にデータ通信の動きが読みづらいときは、この項目もオフにして様子を見ると切り分けしやすくなります。
現地eSIMを削除する前に確認したいこと
- 削除すると同じ回線を元に戻せない場合があるため、まずは「オフ」で様子を見る
- 現地事業者のアプリに残高や有効期限が残っていないか確認する
- 次の渡航で再利用する予定があるなら、削除せず残しておく
- 楽天モバイルの回線が正常に通話・通信できることを確認してから判断する
ここまで設定を戻しても表示が変わらないときは、端末が古い接続情報を持ったままの可能性があります。次の手順で、機内モードの入り切りと再起動を試してください。渡航前の設定内容をもう一度見直したい方は海外ローミングの設定手順もあわせて確認すると、どこを変えたかを思い出しやすくなります。
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※乗り換え(MNP)の場合。乗り換え以外は13,000ポイント。期限内の利用開始とRakuten Linkでの10秒以上の通話など条件があります。
手順3:機内モードの入り切りと端末の再起動でつなぎ直す
データローミングを戻し、ネットワーク選択を自動に戻しても、画面上部の表示が「圏外」や海外の事業者名のままということがあります。設定そのものは直っていても、端末がまだ海外で掴んでいた接続情報を持ったままで、国内の基地局(電波を出す設備)につなぎ直せていない状態です。ここでは、端末に接続をやり直させる操作を、負担の軽い順に並べて進めます。
最初に試す:機内モードの入り切り
- コントロールセンター(iPhone)やクイック設定(Android)から機内モードをオンにする。
- そのまま30秒ほど待つ。すぐ戻すと、同じ接続先を掴み直してしまうことがあります。
- 機内モードをオフにし、アンテナ表示と事業者名が変わるまで1分ほど待つ。
この操作は通信を一度すべて切って、やり直させるものです。機内モードはオンにした直後ではなく、30秒ほど待ってからオフに戻すのがコツです。Wi-Fiにつながっていると変化に気づきにくいので、確認の間はWi-Fiを切っておくと判断しやすくなります。
変わらなければ端末を再起動する
機内モードで戻らない場合は、電源を切って入れ直します。画面を消すだけのスリープではなく、完全に電源を落としてから入れ直してください。再起動すると、通信に関わる処理が初期状態から立ち上がり、基地局への接続も一からやり直されます。帰国直後の不安定さは、この再起動だけで落ち着くことが少なくありません。
- 電源が入ったあと、アンテナ表示が安定するまで1〜2分ほど待つ。
- PINコード(SIMの暗証番号)を設定している場合は、起動後の入力を忘れない。
- 再起動後は、ブラウザで適当なページを開いて実際に通信できるか試す。
SIMの抜き差しをする場合の注意
物理SIM(カード型のSIM)を使っている場合は、抜き差しで認識し直せることもありますが、順番を守ってください。
- 必ず電源を切ってからトレイを取り出す。電源が入ったままの抜き差しは避ける。
- 金属面の向きと切り欠きの位置を確認し、トレイに正しく収める。斜めのまま押し込まない。
- 端子に指で触れすぎない。汚れが付いたら乾いた柔らかい布で軽く拭く。
- eSIM(本体に書き込むタイプのSIM)は抜き差し不要です。再発行や削除は必要ありません。
抜き差しをしても認識しないときは、物理SIMを挿しても認識しない時の確認順もあわせて確認してください。
症状別に試す順番
| いまの症状 | 試す順番 |
|---|---|
| 圏外のまま変わらない | 機内モード入り切り → 再起動 → 場所を変える |
| 海外の事業者名が残る | ネットワーク自動へ戻す → 機内モード入り切り → 再起動 |
| アンテナは立つがつながらない | Wi-Fiを切って確認 → 再起動 → データ通信のオン確認 |
| 物理SIMで認識しない | 電源を切る → SIMを入れ直す → 再起動 |
確認するときのコツ
操作のたびにすぐ結果を判断せず、1分程度は間を空けて様子を見てください。続けざまに機内モードを何度も切り替えると、かえって接続のやり直しが途中で止まってしまいます。また、空港の到着ロビーや地下街、建物の奥まった場所は電波が届きにくいことがあります。屋内や地下で直らないときは、窓際や屋外など場所を変えてもう一度確認してください。場所を変えて安定するなら、設定ではなく電波の受かり方の問題です。それでも戻らない場合は、次の手順でRakuten Linkのログイン状態を確認していきます。
手順4:Rakuten Linkの再ログインと発信の確認をする
データ通信は戻ったのに、Rakuten Linkだけ発信できない・着信が鳴らない、という状態になることがあります。海外滞在中にアプリを開かなかったり、ログアウトしたままだったりすると、帰国後の最初の起動で認証をやり直す流れになる場合があるためです。次の順番で確認していきます。
確認は上から順に進める
- 通信がつながった状態でアプリを開き直す:まずデータ通信またはWi-Fiがつながっていることを確かめ、Rakuten Linkをいったん完全に終了してから開き直します。圏外のまま起動すると、画面が読み込み中のまま止まることがあります。
- アプリを最新版に更新する:App Store/Google Playでアップデートが残っていないか確認します。古いままだと発信画面が正しく動かないことがあります。
- ログアウト状態になっていないか確認する:アプリを開いた時に電話番号の入力画面が出るなら、ログアウトされています。そのまま再ログインに進みます。
- 再ログインはSMSを受け取れる状態で行う:認証コードがSMSで届くため、楽天モバイルのSIMが入った端末で、電波がある場所で行ってください。
- 自分の別番号や家族に発信して確認する:相手の声が届くか、こちらの声が届くかを両方確かめます。
再ログイン前に気をつけたいこと
Rakuten Linkのトーク履歴は、ログアウトや再ログインのタイミングで表示されなくなることがあります。残しておきたいやり取りがある場合は、再ログインの前にスクリーンショットなどで控えておくと安心です。認証コードが届かない・入力しても進まない場合は、Rakuten Linkにログインできない時の確認順もあわせて見てみてください。
発信できても声が届かない時は権限を見る
ログインはできているのに通話が成立しない場合、アプリに必要な権限が切れている可能性があります。端末の設定からRakuten Linkを選び、次の項目を確認します。
| 権限 | オフだと起きること |
|---|---|
| マイク | こちらの声が相手に届かない |
| 連絡先 | 相手の名前が表示されず番号だけになる |
| 通知 | 着信やメッセージに気づけない |
| モバイルデータ通信 | Wi-Fiを切った時に発信できない |
iPhoneは「設定」から下へスクロールしてRakuten Linkを選ぶと、これらの項目がまとめて並んでいます。Androidは「設定」→「アプリ」→Rakuten Link→「権限」から確認できます。海外で省電力の設定を強めていた場合は、バックグラウンドでの動作が制限されたままになっていることもあるので、あわせて元に戻しておきます。
それでも直らない時の切り分け
ここまでやっても発信できない時は、Rakuten Linkの問題なのか回線そのものの問題なのかを分けて考えます。端末標準の電話アプリから発信できるなら回線は生きているので、アプリ側の問題です。標準の電話アプリでも発信できない場合は、前の手順に戻ってネットワーク設定や再起動を確認し直してください。標準の電話アプリで発信できるかどうかが、原因を切り分ける一番わかりやすい目印です。なお、0570などから始まる番号や#で始まる番号、プレフィックス番号を付けた発信は、Rakuten Linkの通話として扱われません。動作確認をする時は、家族の携帯番号や自分の別の番号にかけるようにしてください。

手順5:それでも直らない時に確認する設定とリセットの考え方
データローミングを戻し、ネットワーク選択を自動にし、再起動とRakuten Linkの確認まで終えても通信が安定しない場合は、海外滞在中に入れた機能やアプリが残っている可能性があります。いきなりリセットするのではなく、影響の小さいものから順に外していくのが安全です。
1. VPNや海外用アプリの接続が残っていないか
海外で使ったVPNアプリや、海外用eSIM(本体に書き込むタイプのSIM)の管理アプリが動いたままだと、通信が遅く感じたり、接続先が切り替わらないことがあります。
- iPhoneは「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」で接続がオフになっているか確認する
- Androidは「設定」→「ネットワークとインターネット」→「VPN」で接続中の表示がないか確認する
- 海外用eSIMを使った場合は、その回線を一旦オフにし、楽天モバイルの回線が主回線になっているか確認する
2. 省電力まわりの設定がオンのままになっていないか
海外では充電を節約するために省電力系をオンにしがちです。帰国後もそのままだと、アプリの更新や読み込みが遅く感じられます。
- iPhone:低電力モード、低データモード(モバイル通信とWi-Fiの両方に設定あり)
- Android:バッテリーセーバー、データセーバー、バックグラウンドデータの制限
「電波は立っているのにアプリだけ遅い」ときは、電波よりも省電力とデータ制限の設定を先に疑ってください。
3. APN設定が書き換わっていないか
APNとは、スマホがどの回線でインターネットにつなぐかを決める接続先の名前です。海外用SIMを挿したときに手動でAPNを追加していると、帰国後もそのAPNが選ばれたままになることがあります。Androidは「設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」で、楽天モバイル用のAPNが選択されているかを確認します。iPhoneで海外用の構成プロファイルを入れた場合は、「VPNとデバイス管理」から不要なプロファイルを削除します。
4. OSとアプリの更新を確認する
長期の渡航中は更新を止めていることが多く、帰国後にOSやアプリが古いまま動いている場合があります。Wi-Fiにつないだ状態でOSの更新を確認し、Rakuten Linkやmy楽天モバイルもストアで最新版にしておきます。更新前には充電とバックアップを済ませておくと安心です。
5. 最後の手段:ネットワーク設定のリセット
ここまで試しても戻らない場合に、ネットワーク設定のリセットという方法があります。通信に関する設定だけを初期状態に戻すもので、写真や連絡先は消えませんが、次の点に注意が必要です。
| 消えるもの | 事前の準備 |
|---|---|
| 保存したWi-Fiのパスワード | 自宅や職場のパスワードを控えておく |
| 手動で追加したAPN | 再設定の方法を確認しておく |
| Bluetoothの接続情報 | 再接続する機器を把握しておく |
iPhoneは「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」、Androidは機種により名称が異なりますが「設定」→「システム」→「リセット」から進みます。リセット後は再起動し、データローミングがオフ、ネットワーク選択が自動になっているかをもう一度確認します。
6. my楽天モバイルで回線の状態を見ておく
端末側を一通り見ても判断がつかないときは、my楽天モバイルで契約中の回線が有効か、データ利用量が加算されているかを確認します。利用量の数字が動いていれば、少なくとも回線としては通信できている状態だと分かります。表示が更新されないように見えるときは、データ利用量が反映されない時の確認順もあわせて確認してみてください。複数回線を契約している場合は、アプリ内で見ている回線が帰国後に使いたい回線かどうかも見ておくと間違いが減ります。
まとめ
海外から帰国したあとに通信が不安定になるのは、端末の中に「海外で使うための設定」がそのまま残っていることがほとんどです。回線そのものの不具合ではなく、設定が切り替わっていないだけ、というケースが多いので、順番に戻していけば落ち着くことが多くあります。最後に、この記事で見てきた手順を整理しておきます。
帰国後に戻す順番(この順でたどる)
- データローミングをオフに戻す:海外で使うために入れた設定を切ります。iPhoneは設定からモバイル通信、Androidはネットワークとインターネットの項目で確認します。
- ネットワーク選択を自動に戻す:海外で手動選択した状態が残っていると、帰国後につかむ相手を探せません。自動に戻し、複数回線を入れている場合は、どちらをモバイルデータ通信に使うかも見直します。
- 機内モードを入れて切る:電波のつかみ直しを促します。入れてから10秒ほど待って切るのが目安です。
- 端末を再起動する:それでも表示が変わらなければ、いったん電源を切って入れ直します。設定変更は再起動で反映されることがあります。
- Rakuten Linkのログイン状態と発信を確認する:データ通信が戻っても、アプリ側がログアウトしていたり認証が外れていたりすると通話が使えません。開いてログイン状態を確かめ、短い発信で動きを見ます。
一度にいくつも設定を変えず、1つ戻すたびに通信を試すと、どこで直ったかが分かります。どの手順で改善したかを覚えておくと、次に渡航したときの戻し方もすぐ分かります。
戻したあとに見ておきたいこと
- 画面上部のアンテナ表示と、4G/5Gなどの表記が出ているか
- Wi-Fiを切った状態でも、ブラウザでページが開けるか
- Rakuten Linkアプリから発信・着信ができるか
- SMSが届くか(認証コードを使う場面で困らないように)
- 次の渡航に備えて、渡航前の海外ローミングの設定手順も合わせて確認しておく
再起動やネットワークの自動選択まで試しても状況が変わらないときは、場所を変えて試す、別の端末にSIMを入れて確認する、といった切り分けに進みます。端末側の問題か、その場所の電波の問題かが分かれば、次にやることが絞り込めます。
これから楽天モバイルを申し込む方へ
最後に短くご案内です。楽天モバイル社員から紹介された方が対象の従業員紹介キャンペーンがあります。エントリーは紹介リンクから楽天IDでログインするだけで、この時点では回線契約にはなりません。気をつけたいのは次の3点です。
- エントリーは申し込みより前に済ませておくこと
- エントリーと申し込みは同じ楽天IDで行うこと
- エントリーした日の翌々月末日23:59までに、申し込み・利用開始・Rakuten Linkアプリでの10秒以上の通話発信の3つをすべて終えること
内容は予告なく変更される場合があります。申し込みの前に、紹介リンクからエントリーを済ませて、最新の条件をご確認ください。
よくある質問(FAQ)
