楽天モバイル|再起動しても直らない通信不調の対処手順

楽天モバイル|再起動しても直らない通信不調の対処手順

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再起動で直らない場合は、機内モードの切り替え、ネットワーク設定のリセット、APN設定の確認、SIMの抜き差しやeSIMの再設定、データローミングの有効化、端末の対応バンド確認の順に切り分けます。多くはこの範囲で原因の場所が絞り込めます。

この記事でわかること

  • 再起動の次に試す手順を順番に整理
  • APNとローミング設定の確認ポイント
  • SIM・eSIM側の切り分けのしかた
  • 端末の対応状況と改善要望の出し方

楽天モバイルで電波が繋がらない時、まず試すのは端末の再起動です。ただ、再起動しても表示が圏外のまま、アンテナは立っているのにページが開かない、といった状態が続くこともあります。この段階で必要なのは、やみくもに操作を繰り返すことではなく、原因が「端末の設定」「SIM」「電波そのもの」のどこにあるのかを順番に切り分けていくことです。

この記事では、再起動の次に試す具体的な手順を、ネットワーク設定のリセット、APN設定の確認、SIM・eSIMの入れ直し、ローミング設定、端末の対応状況という流れでまとめました。上から順に試していけば、自分で直せる範囲か、それとも別の対応が必要かが判断できるようになります。設定画面の名称はOSのバージョンによって多少異なるため、近い項目を探して読み進めてください。

再起動の次に試す「切り分け」の順番を決める

端末を再起動しても通信が戻らないとき、いきなりネットワーク設定のリセットやSIMの抜き差しに進むと、原因がどこにあったのか分からないまま時間だけが過ぎてしまいます。まずは症状を5つの観点で見分けて、どの対処から手をつけるかを決めるところから始めてください。切り分けを先にやるほど、復旧までの手数が減ります。

再起動の直後に試したい軽い操作

設定を変える前に、数十秒で終わる操作を先に試します。どれも元に戻せる操作なので、順番にひと通りやってみてください。

  1. 機内モードをオンにして10秒ほど待ち、オフに戻す…電波のつかみ直しを促す操作です。再起動より手早く試せます。
  2. モバイルデータ通信をオフ→オンにする…データ通信だけが止まっている場合に効くことがあります。
  3. Wi-Fiを一時的にオフにする…Wi-Fiにつながっているつもりで、実際は電波の弱いアクセスポイントをつかんでいるだけ、という状態を除外できます。通信不調の確認は必ずWi-Fiを切った状態で行ってください。
  4. 電波の良い場所へ数メートル動く…建物の奥や窓から遠い位置では、立ち位置を変えるだけで表示が変わることがあります。

ここまでで直った場合は、設定をいじる必要はありません。それでも変わらないときに、以下のチェックへ進みます。

5つの観点でいまの症状を確認する

  • 1. 圏外表示か、アンテナは立っているか…完全な圏外なのか、アンテナは立つのに通信だけ進まないのかで、見る場所が変わります。
  • 2. 通話はできるがデータだけつながらないか…通話ができてデータだけ止まるなら、通信の入り口であるAPN(接続先の設定)まわりが疑わしくなります。
  • 3. Wi-Fiを切った状態で試したか…Wi-Fi接続のまま確認していると、モバイル回線の状態を正しく判断できません。
  • 4. 特定の場所だけか、どこでもか…自宅だけ、職場の地下だけ、というように場所が決まっているなら、端末の設定ではなく電波環境の問題である可能性が高まります。
  • 5. 他の端末や家族の回線は問題ないか…同じ場所で家族の端末が普通に使えているなら、原因は自分の端末側に絞り込めます。

端末が1台しかない場合でも、SIMカードを家族の空き端末に挿して試すと切り分けが一気に進みます。別の端末で問題なく通信できればSIMではなく元の端末側、挿し替えても同じ症状ならSIMや回線側、という見立てになります。eSIM(カードのない内蔵型のSIM)の場合は物理的な挿し替えができないため、代わりに同じ場所で別回線の端末が使えるかを確認してください。

症状別・この記事のどこへ進むか

いまの症状 先に試す対処
アンテナは立つのにデータだけ進まない APN設定の確認
通話もデータも不安定で原因が絞れない ネットワーク設定のリセット
突然ずっと圏外のまま/SIMを認識しない表示が出る SIMの抜き差し・eSIMの入れ直し
移動すると切れる/郊外や屋内で止まりやすい ローミングと周波数の設定
最近、端末を買い替えた・持ち込みで使い始めた 端末の対応状況の確認

なお、自宅や職場など特定の場所だけ圏外になるケースは、端末設定をいくら触っても変化が出にくい領域です。楽天モバイルには電波改善の要望を送るしくみが用意されているので、場所が固定されている場合はそちらの利用も選択肢になります。まずはこの章のチェックで、自分がどのパターンなのかをはっきりさせてから次に進みましょう。

図解再起動の次に確認する5つの観点

圏外かアンテナ表示か
完全圏外か、立つのに通信が進まないかを見る

通話はできるか
通話可でデータ不可ならAPNまわりを疑う

Wi-Fiを切ったか
Wi-Fi接続のままだと回線の状態が分からない

特定の場所だけか
場所が決まっているなら電波環境の可能性

他の端末は使えるか
SIMを別端末に挿すと切り分けが早い
楽天社員 ミライ

楽天社員/ミライ
確認はWi-Fiを切った状態で。ここを外すと原因の見立てがずれます。

すでに楽天モバイルをお使いの方へ

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ネットワーク設定のリセットで接続情報を作り直す

再起動を何度試しても改善しないとき、次の一手になるのが「ネットワーク設定のリセット」です。端末は過去につかんだ基地局の情報やWi-Fi、モバイル通信の設定を保存しながら動いていますが、その情報が古いまま残っていると、電波表示は立っているのに通信が通らない状態が続くことがあります。リセットは通信まわりの設定だけを初期状態に戻し、接続情報を作り直す操作です。写真や連絡先、アプリなどのデータは消えません。

実行する前に控えておくこと

ネットワーク設定のリセットを行うと、Wi-Fiのパスワード、Bluetoothのペアリング、VPNやAPNの手動設定がすべて消えます。自宅や職場のWi-Fiパスワードが手元にないと、リセット後にインターネットへつなげず困ってしまいます。実行前に次の3点をメモしておいてください。

  • 自宅・職場のWi-Fi名(SSID)とパスワード
  • イヤホンやスマートウォッチなど、再ペアリングが必要な機器の一覧
  • 自分で手入力したAPN設定がある場合は、その内容

iPhoneでの手順

  1. 「設定」を開く
  2. 「一般」をタップする
  3. 一番下の「転送またはiPhoneをリセット」を開く
  4. 「リセット」をタップする
  5. 「ネットワーク設定をリセット」を選ぶ
  6. パスコードを入力し、確認画面で実行する

Androidでの手順

メーカーによって名称が少し異なりますが、おおむね次の流れです。

  1. 「設定」を開く
  2. 「システム」または「ネットワークとインターネット」を開く
  3. 「リセットオプション」を選ぶ
  4. 「Wi-Fi、モバイル、Bluetoothをリセット」をタップする
  5. 対象のSIM(回線)を選び、確認して実行する

項目が見つからないときは、設定アプリ内の検索窓に「リセット」と入力すると早く見つかります。

リセット後に確認する3つの項目

リセットが終わったら、そのまま使い始めずに一度端末を再起動してください。そのうえで、次の順に確認します。

確認項目 見る場所の目安
モバイルデータ通信がオンか 設定のモバイル通信/ネットワークとインターネット
ネットワーク選択が自動か 通信事業者の選択(自動をオンにする)
機内モードがオフか コントロールセンターやクイック設定

ネットワーク選択が手動のまま別の事業者に固定されていると、リセットしても圏外のままになることがあります。自動に戻しておくと、端末が自分で最適な接続先を探し直します。

eSIMを使っている場合の注意

eSIM(本体に書き込むタイプのSIM)を使っている方は、「リセットでeSIMが消えてしまうのでは」と不安になるかもしれませんが、ネットワーク設定のリセットでeSIMの情報そのものが削除されるわけではありません。ただし、リセット直後は回線の読み込みに時間がかかり、回線名や電波の表示が戻るまで数分ほどかかる場合があります。表示が空欄のままでもすぐに消去や再発行の操作はせず、数分待ってから再起動して様子を見てください。それでも回線が復帰しない場合は、SIM・eSIM再発行の前に確認する項目を先に見直すと、無駄な手続きを避けられます。

リセット後に通信が戻れば、原因は端末側に残っていた古い接続情報だったと判断できます。戻らない場合は、次のAPN設定の確認へ進んでください。

図解ネットワーク設定リセットの流れ
1

事前に控える
Wi-Fiパスワードとペアリング機器をメモする
▼
2

リセット実行
設定からネットワーク設定のリセットを選ぶ
▼
3

端末を再起動
リセット後にもう一度電源を入れ直す
▼
4

設定を確認
モバイルデータ通信とネットワーク自動選択を確認
楽天社員 ミライ

楽天社員/ミライ
リセット前にWi-Fiのパスワードだけは必ず控えておいてくださいね。
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端末の分割代金・通話料・オプション代を除いた、通信料だけを入力してください。個人情報の入力はありません。

APN設定を確認して通信の入り口を正す

APNとは、スマートフォンがどの通信会社のネットワークにつながるかを指定する「接続先の住所」のような設定です。ここがずれていると、電波のアンテナは立っているのにデータ通信だけ使えない、という状態になります。再起動やネットワーク設定のリセットで直らない場合、次に見るのはこのAPNです。

iPhoneとAndroidで確認する場所が違う

まず押さえておきたいのは、iPhoneとAndroidで「見るべき場所」がまったく違うという点です。iPhoneは通常APNを手で入力する必要がなく、キャリア設定アップデートが当たっているかどうかが鍵になります。

端末 確認する場所 見るポイント
iPhone 設定→一般→情報 キャリア設定アップデートの案内が出たら「アップデート」を選ぶ
Android 設定→ネットワーク(SIM/モバイルネットワーク)→アクセスポイント名 楽天のAPNが選択(ラジオボタンがオン)になっているか

iPhoneで情報の画面を開いてしばらく待っても案内が出ない場合は、Wi-Fiにつないだ状態でもう一度開き直してみてください。案内は数十秒遅れて表示されることがあります。

Androidでの確認手順

  1. 設定を開き、ネットワークとインターネット(またはSIM/モバイルネットワーク)に進む。
  2. 楽天モバイルの回線を選び、アクセスポイント名(APN)を開く。
  3. 一覧の中で、どの項目が選択状態になっているかを確認する。
  4. 楽天モバイル向けのAPNが一覧にあるのに選ばれていなければ、それを選び直す。
  5. 選び直したら画面を戻り、機内モードを一度オンにしてからオフに戻して通信が回復するか見る。

候補が複数ある・古い設定が残っている場合

意外に多いのが、以前使っていた他社のAPNが選択されたままになっているケースです。SIMを入れ替えた直後や、OSのアップデート直後は、選択が元に戻ってしまうことがあります。次の順番で整理してください。

  • 一覧に他社名のAPNが並んでいないか見る。選択が他社側になっていれば楽天のAPNに切り替える。
  • 過去に自分で手入力して作ったAPNが残っている場合、それが選ばれていると不調の原因になることがある。使っていないものは選択から外す。
  • 楽天のAPNが一覧に見当たらないときは、新規追加でAPNを作成する。

新規に入力する場合の具体的な文字列は、端末や時期によって案内内容が変わることがあります。APNの項目は自己流で埋めず、my楽天モバイルに掲載されている設定案内の表記どおりに入力してください。

入力ミスで起きやすい落とし穴

手入力でAPNを作るときに、つながらない原因になりやすいのが次の点です。保存後に一度開き直して、文字を一文字ずつ見比べると確実です。

  • 全角で入力してしまっている(英数字はすべて半角)。
  • 文字の前後に余分なスペースが入っている。コピー&ペーストのときに起きやすい。
  • 英字の大文字・小文字を取り違えている。
  • 必須でない欄まで埋めてしまい、案内にない値が入っている。
  • 保存を押さずに画面を戻してしまい、設定が反映されていない。

なお、端末によってはAPNの設定画面の名称や並びが異なります。機種ごとの流れを追いたい場合は、motorola端末のAPN設定手順のように具体的な画面の進み方をまとめた記事も参考になります。APNを正しても変化がないときは、次のSIMの抜き差しへ進んでください。

図解APN確認はiPhoneとAndroidで場所が違う
iPhoneの場合
  • APNの手入力は通常不要
  • 設定→一般→情報を開く
  • キャリア設定アップデートの案内を確認
  • 案内が出たらアップデートを選ぶ
Androidの場合
  • 設定→SIM/モバイルネットワーク
  • アクセスポイント名を開く
  • 楽天のAPNが選択中か確認
  • 古い他社APNが選ばれていないか
楽天社員 ミライ

楽天社員/ミライ
APNは自己流で埋めず、my楽天モバイルの案内どおりに入力してください。

エントリーは申し込みの前に。楽天IDでログインするだけで、料金はかかりません。

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※乗り換え(MNP)の場合。乗り換え以外は13,000ポイント。期限内の利用開始とRakuten Linkでの10秒以上の通話など条件があります。

SIMカードの抜き差しとeSIMの入れ直しを試す

ネットワーク設定のリセットとAPNの確認でも変化がないときは、回線情報そのものの読み込みを疑います。物理SIM(カード型のSIM)とeSIM(端末に書き込むタイプのSIM)で手順が違うので、自分がどちらで契約しているかを先に確認してから進めてください。

物理SIMは「外して、拭いて、確実に戻す」

  1. 端末の電源を完全に切る(スリープではなく電源オフ)。
  2. SIMピンをトレイの穴にまっすぐ差し込み、トレイを引き出す。
  3. SIMカードの金属面に指紋やほこりが付いていないか見る。付いていれば乾いた柔らかい布で軽く拭く(水や洗剤は使わない)。
  4. カードの切り欠きの向きをトレイの形に合わせ、浮かないように置く。
  5. トレイを奥まで押し込み、端末の側面と段差がないか指でなぞって確認する。
  6. 電源を入れ、アンテナ表示と通信が戻るか確かめる。

見落としやすいのが物理的な原因です。トレイがわずかに浮いているだけで接触が不安定になり、移動中だけ圏外になることがあります。厚みのあるケースやリングがトレイ部分を押していないか、カードが曲がっていないか、以前に自分でサイズを切り詰めたSIMを使っていないかも確認しておきましょう。抜き差しは電源を切ってから行い、トレイは段差がなくなるまで確実に押し込むのが基本です。

eSIMは抜き差しの代わりに「オフ/オン」から

eSIMはカードを触れないぶん、設定画面での操作で読み込みをやり直します。負担の軽い順に試してください。

  1. 設定のモバイル通信(モバイルネットワーク)を開き、楽天モバイルの回線をいったんオフにして、10秒ほど待ってからオンに戻す。
  2. 機内モードをオンにして30秒待ち、オフに戻す。
  3. 端末を再起動し、回線名が正しく表示されているかを見る。
  4. それでも戻らない場合に、eSIMの再発行を検討する。

eSIMの再発行は手続き中に通信が使えない時間が生じるため、他の手順をひと通り試したあとの最後の手段にしてください。外出先や、その日中に連絡を取る予定があるときは避け、Wi-Fiが使える落ち着いた環境で行うほうが安全です。事前に確認しておきたい点はSIM・eSIM再発行の前に確認する項目も合わせて見ておくと迷いにくくなります。

デュアルSIMは設定のずれが不調の正体になりやすい

2回線を1台で使っている場合、回線自体は正常でも「どちらを使うか」の割り当てがずれているだけで、通信や通話が不安定に見えることがあります。次の箇所を順番に確認してください。

  1. モバイルデータ通信に使う回線が、意図した回線になっているか。
  2. デフォルトの音声回線(発信に使う回線)が、使いたい番号になっているか。
  3. 「モバイルデータ通信の切替を許可」が有効になっていて、意図せず別回線に切り替わっていないか。
  4. 各回線のオン/オフが、使いたい側だけ有効になっているか。
  5. 回線ごとのAPNが、それぞれ正しく入っているか。

とくに機種変更やSIMの入れ替えをした直後は、データ通信側だけが別の回線に割り当てられたままになりがちです。1回線だけをオンにした状態で通信を試すと、どちらの回線に原因があるかがはっきりします。2台持ちや回線の入れ替えを考えている方は、2台の端末で回線を入れ替える手順も参考になります。

ここまで試して改善しないときは、SIM側ではなく端末の対応状況や電波環境の問題が残っています。次のセクションで、その切り分けに進みます。

図解SIM周りの切り分けフロー
Q1物理SIMを使っている?
いいえeSIMなら回線のオフ/オンと再起動を先に試す
はい

▼
Q2抜き差しで改善した?
いいえトレイの浮き・SIMの変形・ケースの干渉を確認
はい

▼
Q3デュアルSIMで使っている?
いいえ1回線のみ有効にして原因側を特定する
はい

▼
Q4データ回線と音声回線は正しい?
いいえ割り当てを設定し直し、APNも回線ごとに確認
はい

▼
すべて問題なければ端末の対応状況の確認へ進む
楽天社員 ミライ

楽天社員/ミライ
eSIMの再発行は使えない時間が出ます。他を試してから最後にどうぞ。

ローミングと周波数の設定を見直す

ネットワーク設定のリセットやAPNの確認を終えても通信が戻らないときは、端末がどの電波をつかみに行くかを決めている設定を一つずつ見直します。楽天モバイルは自社の回線と、エリアによってはパートナー回線(他社の設備を借りて提供される電波)を自動で切り替えて使う仕組みになっています。この切り替えに関わる項目がオフになっていると、電波表示は出ているのに通信だけ進まない、という状態に見えることがあります。

データローミングはオンにしておく

海外用の設定だと思ってオフにしている方がいますが、国内でのパートナー回線との自動切り替えにも関わる項目です。国内で使う場合でも、データローミングはオンのままにしておくのが基本です。

  • iPhone:設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → データローミングをオン
  • Android:設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク(SIM)→ ローミングの項目をオン

機種によって「ローミング」「データローミング」など表記が異なります。見当たらないときは、モバイルネットワークの画面の「詳細設定」を開くと出てくることがあります。海外から戻ったあとに設定を変えたままの方は、帰国後の設定の戻し方もあわせて確認してください。

ネットワーク選択を自動に戻す

一度でも手動で接続先を選んだことがある端末は、その設定が残っていると、別の電波に切り替わるべき場面でつかみ直せません。

  1. iPhone:設定 → モバイル通信 → 通信事業者 → 「自動」をオンにする
  2. Android:モバイルネットワーク → ネットワークを自動的に選択(自動選択)をオンにする

自動に戻したあと、圏外表示が数十秒続くことがあります。すぐに触らず、表示が戻るまで待ってから通信を試してください。

4Gと5Gの優先設定を切り替えて比べる

5Gのエリアの境目にいると、5Gと4Gの間を行き来して通信が不安定に見えることがあります。切り分けのために、一時的に4G優先へ変えて様子を見ます。

  • iPhone:設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → 音声通話とデータ → 「4G」を選ぶ
  • Android:モバイルネットワーク → 優先ネットワークの種類 → 「4G/LTE」を選ぶ

4G優先にして安定するなら、その場所では5Gの電波が届きにくい可能性があります。場所を移動したあとは、設定を5G(自動)に戻して比べてみてください。

VoLTEのオンを確認する

VoLTEは4Gの回線で音声通話をする仕組みで、これがオフだと通話や通信の挙動が不安定になる機種があります。iPhoneは設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → 「VoLTE」をオン、Androidはモバイルネットワーク内の「VoLTE通話」「4G回線による通話」をオンにします。

通信を止めている機能がないか確認する

設定は正しいのに通信が進まないとき、端末側の節約機能やアプリが原因のこともあります。次の項目を一時的にオフにして、改善するか確かめてください。

確認する機能 見る場所と確かめ方
省電力・低電力モード バッテリー設定。オンだと背景の通信が抑えられる場合がある
データセーバー ネットワーク設定内。オフにして再度通信を試す
アプリごとの通信制限 アプリ情報 → モバイルデータ使用の許可を確認
VPNアプリ 接続を切る。常時接続の設定もオフにする
セキュリティ・広告ブロック系 通信を中継する設定を一時停止して比較

確認が終わったら、オフにした機能は元に戻して構いません。一度に複数を変えず、一つ変えるたびに通信を試すと、原因がどこにあるか分かりやすくなります。なお、特定の場所でだけつながりにくい場合は、楽天モバイルの電波改善の要望を伝えるフォームが用意されています。設定を見直しても同じ場所で繰り返すなら、その場所の情報を添えて伝えておくのも一つの方法です。

図解再起動の次に見直す設定
データローミング
国内の回線切り替えにも関わるためオンのまま
ネットワーク選択
手動になっていれば自動に戻す
4G優先
5Gで不安定なら一時的に4Gへ変えて比較
VoLTE
オフだと通話や通信が不安定な機種がある
省電力・VPN
通信を止めている機能を一時的にオフ
楽天社員 ミライ

楽天社員/ミライ
設定は一つずつ変えて、そのつど通信を試すと原因が見つけやすいです。

端末の対応状況を確認し、それでも改善しない時の進め方

ネットワーク設定のリセット、APN(通信の接続先設定)の確認、SIMの入れ直し、ローミングの見直しまで一通り試しても通信が戻らない場合は、設定ではなく「端末そのものが楽天モバイルの回線に合っているか」を確認する段階に進みます。ここでつまずきやすいのは、海外で購入した端末、他社で購入してSIMロック(他社回線で使えないようにする制限)が残っている端末、発売からかなり年数が経った端末です。これらは設定をいくら直しても改善しないことがあるため、早めに端末側の条件を確認したほうが時間を節約できます。

端末の確認は3ステップで進める

  1. 端末の型番を控える…設定アプリの「端末情報」「デバイス情報」から、機種名ではなく型番(モデル番号)を控えます。同じ機種名でも、販売された国や販売会社によって型番が異なり、対応する周波数帯(バンド)が違う場合があります。
  2. 動作確認済み端末の一覧で型番を探す…楽天モバイルでは、動作を確認した端末が一覧で公開されています。自分の型番がそこにあるか、また「データ通信」「音声通話」「テザリング」など、どの機能まで確認されているかを見ます。一覧にない端末は、使えないと決まったわけではありませんが、不調が起きても設定だけでは解決しにくい状態です。
  3. SIMロック解除の有無を確認する…他社で購入した端末は、SIMロックが残っていると他社の回線で通信できません。購入元の会員ページや端末の設定画面から、解除済みかどうかを確認します。

周波数帯(バンド)が足りているかも見る

端末が対応する周波数帯が限られていると、場所によって電波の掴み方が変わります。表示上はアンテナが立っていても通信が流れない、建物の中だけ不安定になる、といった症状につながることがあります。型番ごとの対応バンドは端末の仕様ページで確認でき、ここが合っていない場合は、設定の見直しではなく端末の買い替えや別端末での検証が現実的な選択肢になります。手元に別の端末があるなら、SIMを入れ替えて同じ症状が出るか試すと、原因が端末側か回線側かをはっきり分けられます。

特定の場所だけ繋がりにくいとき

自宅や職場など、決まった場所でだけ不調が続く場合は、楽天モバイルの電波改善の要望フォームから、繋がりにくい場所の住所や状況を伝えることができます。my 楽天モバイルのサポートメニューから進める窓口で、送信にあたって場所と症状を具体的に書いておくと伝わりやすくなります。受付後の対応内容や時期については案内できる情報がないため、ここでは触れません。場所ごとの切り分け方は特定の場所だけ圏外になる時の切り分け手順もあわせて確認してください。

最後に試すこと、その前にやること

  • OSのアップデート…端末のソフトウェアが古いままだと、通信周りの不具合が残っていることがあります。Wi-Fiに繋いだ状態で更新の有無を確認します。
  • キャリア設定・SIMのソフトウェア更新…iPhoneでは設定の端末情報を開いた際に更新の案内が出る場合があります。案内が出たら適用しておきます。
  • 端末の初期化は最終手段…写真、連絡先、認証アプリ、電子マネーの残高など、戻せなくなるものがあります。初期化の前に必ずバックアップを取り、おサイフケータイや二段階認証アプリの移行手続きを先に済ませてください。

ここまでやっても改善しないときは、SIM自体の不具合も考えられます。再発行を検討する前に確認したい点はSIM・eSIM再発行の前に確認する項目にまとめています。端末・SIM・場所のどこに原因があるのかを切り分けたうえで、次の手を選ぶのが遠回りに見えて一番早い進め方です。

図解端末側の原因を切り分ける
Q1型番は動作確認済み一覧にある?
いいえない場合は別端末にSIMを入れて症状を比べる
はい

▼
Q2SIMロックは解除済み?
いいえ未解除なら購入元の会員ページで解除手続き
はい

▼
Q3OSは最新になっている?
いいえWi-Fiに繋いで更新を適用してから再確認
はい

▼
Q4不調は場所を変えても起きる?
いいえ特定の場所だけなら電波改善の要望フォームで伝える
はい

▼
端末側の条件は満たしている。SIMの状態を見直す段階へ
楽天社員 ミライ

楽天社員/ミライ
初期化は最後の手段です。必ずバックアップを取ってから進めてくださいね。

まとめ

「楽天モバイルの電波が繋がらない、再起動以外に何を試せばいいのか」という場面では、思いついた設定を手当たり次第に変えるのではなく、通信の入り口に近いところから順番に確かめていくのが近道です。ここまでの手順を一覧に戻しておきます。

順番 やること 確認するポイント
1 機内モードと基本設定の確認 機内モードのオンオフ、モバイルデータ通信がオンか、データ使用を制限する設定が入っていないか
2 ネットワーク設定のリセット Wi-Fiのパスワードなど接続情報が消えるため、再入力できる状態にしてから実行する
3 APN設定の確認 通信の入り口にあたる設定。自動構成されているか、他社のプロファイルが残っていないか
4 SIMカードの抜き差し・eSIMの入れ直し 端子の汚れやトレイの浮き。eSIMは消す前に再発行の可否を確認しておく
5 ローミング・バンドの設定 データローミングの状態、通信方式(4G/5G)の選択を切り替えて様子を見る
6 端末の対応状況の確認 持ち込み端末が対応機種か、本体ソフトウェアが最新か

切り分けのコツ

  • 設定を変えたら必ず1つずつ試し、そのつど結果を見ることが、原因にたどり着く一番の近道です。
  • 同じ場所で何度も試すのではなく、屋外・別の建物など場所を変えて再確認すると、端末側か場所側かが分かれます。
  • 家族や知人の端末が同じ場所で使えているかも、判断材料になります。
  • 特定の場所だけで起きるなら、特定の場所だけ圏外になる時の切り分け手順もあわせて確認してください。
  • 場所の電波状況については、改善の要望を受け付ける窓口が用意されています。端末側の手順を試しても変わらない場合の選択肢として覚えておくとよいでしょう。

これから申し込む人・2回線目を考えている人へ

ここからは、これから楽天モバイルを申し込む方や、2回線目を検討している方への案内です。楽天モバイル社員からの紹介が対象になる従業員紹介キャンペーンは、申し込みより前に紹介リンクからエントリーを済ませておくのが基本です。

  • 他社から電話番号そのままの乗り換え(MNP)は1回線ごとに14,000ポイント、乗り換え以外の新規契約などは13,000ポイント。
  • 進呈はエントリーした月の4か月後から、3回に分けて。MNPは5,000→5,000→4,000ポイント、それ以外は5,000→4,000→4,000ポイントです。申し込んだ月から数えるのではありません。
  • エントリーした日の翌々月末日23:59までに、①申し込み ②利用開始 ③Rakuten Linkアプリでの10秒以上の通話発信、の3つをすべて終える必要があります。申し込みだけでは条件を満たしません。
  • 10秒以上の通話は、家族や自分の別の番号にかけるだけでも条件を満たせます。0570などから始まる他社接続サービス、#ダイヤル番号、プレフィックス番号を付けた発信、188などの特定の番号への発信は数えられません。
  • エントリーと申し込みは、同じ楽天IDで行ってください。別のIDで申し込むと対象になりません。
  • 進呈されるのは楽天ポイント(期間限定ポイント)で、有効期間は進呈日を含めて6か月です。
  • 特典の対象は1人につき最大5回線まで。過去に楽天モバイルを解約した方の再契約や、店舗での申し込みも対象です。

エントリーは楽天IDでログインするだけで、無料です。この時点では回線契約にはなりませんし、申し込みは後日で構いません。特典内容は予告なく変更・中止される場合があるため、最新の条件はキャンペーンにエントリーしてご確認ください。通信の不調をひととおり確かめたうえで申し込みに進むなら、その前に紹介リンクからエントリーを済ませておくことをおすすめします。

図解エントリーから条件達成までの流れ
エントリー月 エントリー紹介リンクから楽天IDでログイン。無料で契約にはなりません
翌々月末日 期限23:59までに申し込み・利用開始・Rakuten Linkで10秒以上の通話
4か月後から 進呈3か月にわたり3回に分けてポイント進呈

ログインの翌々月末日までにRakuten Linkアプリから発信で10秒以上通話
Rakuten Linkアプリからの10秒以上の発信は、エントリーした日の翌々月末日までに済ませます
楽天社員 ミライ

楽天社員/ミライ
設定は一度に変えず、1つずつ試して結果を確かめてくださいね。

よくある質問(FAQ)

Q. ネットワーク設定のリセットをすると、保存しているデータは消えますか?
A. ネットワーク設定のリセットで消えるのは、Wi-Fiのパスワードやペアリング済みのBluetooth機器、APNなどの通信に関する設定です。写真や連絡先といった端末内のデータが消える操作ではありません。ただしWi-Fiのパスワードは入力し直す必要があるため、よく使うものは事前に控えておくと安心です。
Q. 通信不調が続いていると、従業員紹介キャンペーンの条件は満たせなくなりますか?
A. 条件のひとつであるRakuten Linkアプリでの10秒以上の通話発信は、期限内に行えば問題ありません。期限はエントリーした日の翌々月末日23:59までで、申し込み・利用開始・10秒以上の通話の3つをすべて終える必要があります。Wi-Fi接続時でも発信できる場面はありますが、不調が長引く場合は早めに切り分けを進め、余裕をもって通話を済ませておくと安心です。
Q. 自宅だけ電波が入りにくい場合、どうすればよいですか?
A. 端末の設定を変えても改善しにくい領域なので、まずはWi-Fiを切った状態で場所による差があるかを確認してください。場所が固定されている場合は、楽天モバイルに用意されている電波改善の要望を送るしくみを利用するのが現実的な選択肢です。自宅内でも窓際など位置を変えるだけで表示が変わることがあるため、あわせて試してみてください。


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従業員紹介キャンペーンの条件(2026年10月29日確認)
  • 他社から乗り換え(MNP)は1回線ごとに14,000ポイント、乗り換え以外は13,000ポイント
  • 申し込みの前に、紹介リンクから楽天IDでログイン(エントリー)。エントリーと申し込みは同じ楽天IDで
  • エントリーした日の翌々月末日までに、申し込み・利用開始・Rakuten Linkでの10秒以上の通話をすべて終える
  • ポイントはエントリーした月の4か月後から、3か月にわたって3回に分けて進呈(期間限定ポイント)
  • 特典の対象は1人5回線まで。再契約・店舗での申し込みも対象

予告なく特典内容の変更・キャンペーンの中止が行われる場合があります。データタイプ・Rakuten Turboはポイント数と条件が異なります。最新の条件はキャンペーンにエントリーしてご確認ください。

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