着信が鳴らない原因の多くは、機内モードやサイレント(集中モード)などの端末側の設定、通話アプリの通知オフ、転送設定の残り、デュアルSIMでの回線指定、電波状況のいずれかです。上から順に確認すれば、多くの場合は切り分けられます。
この記事でわかること
- 着信が鳴らない原因は7項目で切り分けられる
- 端末の音・通知設定を最初に確認する
- 転送設定やデュアルSIMの指定も見落としやすい
- 電波状況と再起動で直る場合もある
楽天モバイルに乗り換えた直後、「電話がかかってきているはずなのに着信音が鳴らない」「後から不在着信だけが残っている」と気づくと、回線そのものに問題があるのではと不安になります。ただ、着信が鳴らない状況は、回線の不具合よりも端末側の設定や一時的な電波状況が関わっていることが少なくありません。
この記事では、楽天モバイルで着信が鳴らない原因を、確認しやすい順番に整理しました。機内モード、サイレントや集中モード、転送設定、通話アプリの通知、デュアルSIM(1台のスマホで2回線を使う仕組み)の回線設定、再起動、電波状況の順にひとつずつたどれば、どこで止まっているのかを自分で切り分けられます。上から順に試してみてください。
楽天モバイルで着信が鳴らない原因は大きく4系統
楽天モバイルに乗り換えた直後、「電話がかかってきても鳴らない」と気づくと不安になります。ただ、原因は無数にあるわけではなく、整理すると大きく4つの系統に分かれます。やみくもに設定を触る前に、まず自分の症状がどの系統に当てはまりそうかを決めると、確認が一気に短くなります。
原因は4系統に分けられる
- 端末の音・通知の設定:機内モード(通信を一括で止める状態)、マナーモード、サイレント、集中モード(通知を一時的に止める機能)、音量がゼロになっているなど。
- 通話アプリ側の設定:Rakuten Linkアプリや標準の電話アプリの通知がオフ、特定の相手を着信拒否にしている、不明な番号を自動で消音する設定が入っているなど。
- 回線・SIMの設定:転送電話や留守番電話が残っている、デュアルSIM(1台に2回線を入れる使い方)で着信に使う回線が切り替わっている、SIMがオフになっているなど。
- 電波や一時的な不具合:圏外や電波が弱い場所にいる、開通直後で回線がまだ安定していない、端末の一時的な不調など。
「音が鳴らない」のか「着信が届いていない」のかで分かれる
確認の順番を決める最大の分かれ道は、不在着信の履歴が残っているかどうかです。履歴が残るなら着信自体は届いており、音や通知の問題である可能性が高くなります。反対に、相手はかけたのに履歴がまったく残らない場合は、端末の音量ではなく回線側や転送設定を疑います。
確認するときは、家族や自分のもう1台の番号から実際にかけてもらい、次の3点をメモしておくと切り分けが早くなります。
- 相手側で聞こえた音(呼び出し音が鳴った/すぐ留守番電話につながった/つながらない案内が流れた)
- 自分の端末で起きたこと(画面は光った/音だけ出ない/何も起きない)
- かけ直したときに不在着信の履歴が残っていたか
症状と疑う系統の対応表
| 症状 | まず疑う系統 |
|---|---|
| 画面は光るが音が出ない | 端末の音・通知の設定 |
| 特定の相手だけ鳴らない | 通話アプリ側の設定(着信拒否・通知) |
| 相手はすぐ留守番電話や案内につながる | 回線・SIMの設定(転送・留守番電話) |
| 不在着信がまったく残らない | 回線・SIMの設定/電波 |
| 場所や時間帯によって鳴ったり鳴らなかったり | 電波や一時的な不具合 |
| 2回線入れてから鳴らなくなった | デュアルSIMの回線設定 |
このあとの確認の流れ
この記事では、影響が大きく確認も簡単な順に進めます。具体的には、機内モード・サイレント・集中モードなど端末側の設定、通話アプリの通知と着信拒否、転送設定と留守番電話、デュアルSIMの回線設定と電波状況、という順番です。途中で直ったら、それ以降の設定は触らずに止めるのが安全です。複数の項目を同時に変えると、何が効いたのか分からなくなり、再発したときに戻せなくなります。
なお、着信音が鳴らない状態と、着信は鳴るのに声が聞こえない状態は別の症状です。この記事は「着信が鳴らない」に絞って整理していますので、まずは上の表で自分の症状を一つ選んでから、次の章に進んでください。
まず確認する端末側の設定(機内モード・サイレント・集中モード)
楽天モバイルで着信が鳴らない原因を探すとき、最初に見るのは回線ではなく端末(スマホ本体)の設定です。乗り換えの作業中に一時的に変更した設定がそのまま残っていたり、以前から使っていたモードが時間帯で自動的にオンになっていたりすることがあります。着信が鳴らない相談の多くは、端末側の設定を順番に見直すだけで解決します。次の5つを上から順に確認してください。
1. 機内モードがオンになっていないか
機内モードは、通話やデータ通信を一時的にすべて止める設定です。これがオンだと着信そのものが届きません。SIMの入れ替えや初期設定の途中でオンにしたまま忘れているケースがあります。
- iPhone:画面右上から下にスワイプしてコントロールセンターを開き、飛行機のマークがオレンジ色になっていないか見る。設定アプリの一番上でも確認できます。
- Android:画面上部から下にスワイプしてクイック設定を開き、機内モードのアイコンがオンになっていないか見る。設定アプリの「ネットワークとインターネット」からも確認できます。
オンになっていたら、オフにしてから10秒ほど待ち、画面上部にアンテナのマークと「Rakuten」などの表示が出るか確認します。
2. マナーモード・サイレントスイッチ
音が鳴らないだけで、着信自体は届いている場合があります。着信中に画面が光っているのに音がしないなら、まずここを疑います。
- iPhone:本体左側面の小さなスイッチ(機種によってはアクションボタン)がオレンジ色に見えていればマナーモードです。
- Android:クイック設定のベルのアイコン、または音量ボタンを押したときに出るメニューで、ベルに斜線が入っていないか確認します。
3. 音量は「着信音量」と「メディア音量」が別もの
動画や音楽は普通に鳴るのに着信だけ鳴らない、という場合は音量の種類を取り違えていることがあります。音量ボタンは、操作している画面によって調整される対象が変わります。
- iPhone:設定アプリの「サウンドと触覚」で、着信音と通知音のスライダーを上げます。「ボタンで変更」をオンにしておくと音量ボタンでも調整できます。
- Android:設定アプリの「音とバイブレーション」から、着信音の音量が0になっていないか確認します。
4. おやすみモード・集中モード(サイレントモード)の時間帯設定
集中モードは、指定した時間帯に通知や着信音を自動で止める機能です。就寝時間に合わせて設定したまま、曜日や時間の指定がずれていると、日中でも着信が鳴らない状態になります。
- iPhone:設定アプリの「集中モード」で、おやすみモードなどがオンになっていないか、スケジュール(自動でオンになる時間)が入っていないかを確認します。
- Android:設定アプリの「サイレントモード」または「Digital Wellbeing」内のスケジュールを確認します。
画面の上部に月のマークなどが表示されているときは、集中モードが動いている合図です。
5. 特定の連絡先だけ許可する設定になっていないか
集中モードには「この人からの着信だけ通す」という例外設定があります。乗り換え前に設定していた場合、連絡先に登録のない番号や、新しくやり取りする相手からの着信が鳴りません。
- iPhone:集中モードの詳細画面で「通知を許可」する連絡先の一覧と、「繰り返しの着信を許可」の状態を確認します。
- Android:サイレントモードの「人」にあたる項目で、通話を許可する相手が「連絡先のみ」などに絞られていないかを見ます。
あわせて、着信音が「なし」や無音のファイルに設定されていないかも確認しておくと確実です。ここまでで変化がない場合は、一度端末を再起動してから、次の通話アプリ側の通知設定へ進みます。通知まわりは機種ごとに項目名が違うため、Androidをお使いの方はRakuten Linkの通知が来ないAndroidの設定確認もあわせて見ておくと整理しやすくなります。
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通話アプリの通知と着信拒否設定を見直す
端末全体の設定に問題がなくても、通話アプリ側の設定だけで着信が鳴らなくなることがあります。楽天モバイルでは、着信を受ける入口が「標準の電話アプリ」と「Rakuten Link(楽天モバイルの無料通話アプリ)」の2つに分かれます。相手がRakuten Linkから発信していればRakuten Linkに、通常の電話回線から発信していれば標準の電話アプリに着信するのが基本の考え方です。どちらか片方だけ通知が止まっていると、「ある人からの電話だけ鳴らない」という症状になります。
1. 両方のアプリで通知がオンか確認する
- 端末の設定から「アプリ」を開き、標準の電話アプリを選ぶ
- 「通知」を開き、通知の許可がオンになっているか見る
- 通知の中の項目(着信、通話中など)が個別にオフになっていないかも確認する
- 同じ手順をRakuten Linkアプリでも行う
Androidで通知まわりを細かく見直したい場合は、Rakuten Linkの通知が来ないAndroidの設定確認の手順もあわせて確認すると整理しやすくなります。
2. 着信音が「なし」になっていないか
通知はオンでも、着信音が「なし」や「サイレント」に設定されていると画面表示だけで音が出ません。端末の設定の「着信音」と、Rakuten Linkアプリ内の設定にある着信音の項目を、それぞれ別物として確認してください。特定の連絡先だけ鳴らない場合は、連絡先カードの個別設定で着信音や通知が変更されていないかも見ます。
3. 省電力・バックグラウンド制限でアプリが止まっていないか
節電の設定が強く効いていると、アプリが裏側で動けず、着信の通知が遅れたり届かなかったりします。次の項目を順番に確認します。
- バッテリーの最適化(省電力の対象アプリ)から、電話アプリとRakuten Linkを除外する
- バックグラウンドでのデータ通信を許可する
- 自動起動・常駐の許可が必要な端末では、それをオンにする
- データセーバーを使っている場合は、両アプリを制限の対象外にする
4. 着信拒否・消音の設定が入っていないか
自分では覚えていなくても、過去に有効にした拒否設定が残っていることがあります。以下を一つずつ外して、鳴るかどうか試してください。
| 確認する設定 | 見るところ |
|---|---|
| 非通知拒否 | 電話アプリの設定内の「ブロック中の番号」など |
| 迷惑電話ブロック | 電話アプリまたは別途入れた対策アプリ |
| 連絡先以外を消音 | 端末の通話設定、または集中モードの許可相手 |
| 個別の番号ブロック | 着信履歴から相手を選び、ブロック解除 |
対策アプリを後から入れている場合は、そのアプリ側で「心当たりのない番号を自動で遮断」する機能が働いていることもあります。一度アプリを停止した状態でテスト着信を試すと、原因がアプリ側かどうかをはっきり分けられます。
5. 最後にテスト着信で確かめる
設定を1つ変えるたびに、家族や自分の別の番号から着信を試します。まとめて複数変えると、どれが効いたのか分からなくなります。Rakuten Linkを使っている相手からの着信と、通常の電話回線からの着信の両方で試しておくと、どちらの入口でつまずいているかを切り分けられます。
これから楽天モバイルを申し込む予定の方は、申し込みより前に従業員紹介キャンペーンのエントリーを済ませておくと安心です。エントリーは紹介リンクから楽天IDでログインするだけで、この時点では回線契約になりません。
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※乗り換え(MNP)の場合。乗り換え以外は13,000ポイント。期限内の利用開始とRakuten Linkでの10秒以上の通話など条件があります。
転送設定・留守番電話が残っていないか確認する
端末の設定を見直しても着信音が鳴らない場合、次に疑いたいのが「転送」です。転送とは、かかってきた電話を別の番号や留守番電話へ自動で送る機能のこと。これが有効になっていると、呼び出し音が鳴る前に転送されてしまい、「鳴らない」「気づいたら不在着信も残らない」という状態になります。乗り換え前の回線で設定していた転送の記憶が端末側に残っている、あるいは転送の設定を解除しないまま使い続けている、というのはよくある流れです。
1. 電話アプリ側の転送設定を見る
- 標準の電話アプリを開き、設定(通話設定・通話アカウント)を開く
- 「転送電話」「着信転送」「通話転送」といった項目を探す
- 「常に転送」「応答がない時」「通話中」など、項目ごとに転送先の番号が入っていないかを見る
- 番号が入っていて心当たりがなければ、その項目をオフにする
Androidは機種によって項目名が違い、iPhoneでは「設定」→「アプリ」→「電話」→「自動電話転送」の並びにあります。「常に転送」がオンのままだと、電波も端末設定も正常なのに着信音は一度も鳴りません。
2. my 楽天モバイルでオプションの状態を見る
端末側がオフでも、回線のオプションとして留守番電話や着信転送が有効になっていることがあります。my 楽天モバイル(アプリまたはWeb)にログインし、契約内容・オプションサービスの一覧から、留守番電話や着信転送に当たる項目の「利用中/未利用」を確認してください。利用中になっていて不要であれば、同じ画面から切り替えます。
3. 確認する順番の目安
| 確認場所 | 見るところ | 直らない時の次 |
|---|---|---|
| 電話アプリの設定 | 常に転送/応答なし転送の番号 | my 楽天モバイルへ |
| my 楽天モバイル | 留守番電話・着信転送の利用状態 | 端末を再起動 |
| Rakuten Linkアプリ | アプリ内の通知と着信の設定 | テスト発信で確認 |
4. 解除したらテスト発信で確かめる
設定を変えたら、必ず自分で確かめます。家族のスマホや自分のもう1台の番号から、着信を受けたい側の番号へかけてもらい、次の3点を見てください。
- 呼び出し音が端末から鳴るか(マナーモードは解除しておく)
- 画面に着信表示が出るか
- 出なかったときに不在着信が残るか
鳴らないまま相手側ですぐに案内音声へ切り替わるなら、まだどこかに転送が残っています。設定変更の直後は反映に少し時間がかかることがあるため、一度端末を再起動してからもう一度テストすると判断しやすくなります。2台持ちで番号を分けている方は、デュアルSIMの発信切り替えでどちらの回線からかけたかも合わせて確認しておくと、原因の切り分けが早く進みます。
デュアルSIM・回線設定と電波状況のチェック
端末の通知設定も転送設定も問題ないのに着信が鳴らない場合、残るのは「どの回線で着信を受ける設定になっているか」と「そもそも電波をつかめているか」の2点です。とくに1台のスマホに2つの回線を入れるデュアルSIM(SIMを2枚、またはSIMカードとeSIMを組み合わせて使う状態)では、着信の回線がもう一方に向いていることがあります。
着信に使う回線の設定を確認する
多くの端末では、モバイルデータ通信(インターネットに使う回線)と、音声通話の着信・発信に使う回線(主回線・デフォルト回線)を、別々に指定できます。データ通信は楽天モバイル、通話は別のSIM、という組み合わせになっていると、楽天モバイルの番号あての着信は鳴りません。確認する場所は次のとおりです。
- iPhone:設定アプリの「モバイル通信」で、楽天モバイルの回線が「オン」になっているか。さらに「デフォルトの音声回線」がどちらになっているかを見る
- Android:設定アプリの「ネットワークとインターネット」から「SIM」を開き、使用するSIMの有効・無効と、通話に使うSIMの指定を確認する
SIM自体が「オフ」になっていると、その番号は圏外と同じ扱いになり、着信も届きません。機種変更やeSIMの追加をした直後は、知らないうちに片方がオフになっていることがあります。発信側の切り替えも含めてまとめて見直したい方は、デュアルSIMの発信切り替えで設定ミスを防ぐ確認項目もあわせて確認してください。
電波をつかめているかを見る
画面上部のアンテナ表示が「圏外」や本数が少ない状態だと、着信は鳴らないまま相手側で呼び出し音だけが続くことがあります。鳴らなかった時間帯に、どこにいたかを思い出してみてください。
- 建物の奥・地下・エレベーター内にいた
- 電車や車で移動していて、基地局の切り替えが続いていた
- 窓のない部屋や鉄筋の建物の中にいた
場所を変えると鳴る場合は、設定ではなく電波状況が原因と考えられます。屋内で安定しないときは、Wi-Fi通話(Wi-Fi経由で通話する機能)に対応しているかも確認しておくと安心です。
順番に試す切り分け手順
- 機内モードを一度オンにして、10秒ほど待ってからオフに戻す。電波のつかみ直しができ、これだけで復旧することがあります
- 端末を再起動する。通話まわりの不具合は再起動で解消する場合が多く、最初に試す価値があります
- SIMカードを挿し直す。電源を切ってからトレイを抜き、端子部分に汚れがないか確認して入れ直します(eSIMの場合はこの手順は不要です)
- 別の番号から自分にかけてもらう。家族の番号や自分のもう1台から発信し、鳴るかどうかを確かめます
- ネットワーク設定をリセットする。ここまでで直らない場合の最終手段です。Wi-Fiのパスワードやペアリング情報も消えるため、事前に控えてから実行します
上から順に試し、どの段階で鳴るようになったかを覚えておくと、原因が端末側か回線側かの判断がつきやすくなります。ネットワーク設定のリセットは影響範囲が広いので、必ず最後に回してください。
なお、これから楽天モバイルに申し込む予定の方は、お申し込みより前に紹介リンクからのエントリーを済ませておくのが基本です。エントリーは楽天IDでログインするだけで、この時点では回線契約にはなりません。
ここまでで直らない時の切り分けと記録のとり方
設定を一通り見直しても着信が鳴らないときは、やみくもに触り続けるより「どんな条件のときに鳴らないのか」を切り分けるほうが近道です。楽天モバイルで着信が鳴らない原因は、端末側・回線側・相手側のどこかに分かれます。条件を1つずつ変えてテストし、結果をメモに残していきましょう。
テスト発信で再現性を確かめる手順
- 自分の別番号または家族の番号から発信する:まず1件、確実にテストできる相手を用意します。鳴るか、鳴らずに着信履歴だけ残るか、履歴も残らないかを分けて見ます。
- 標準の電話アプリとRakuten Linkの両方で試す:相手にRakuten Linkからかけてもらった場合と、通常の電話からかけてもらった場合で結果が変わることがあります。どちらで鳴らないのかを区別します。
- Wi-Fiをオフにして試す:Rakuten Linkはインターネット回線を使うため、自宅のWi-Fiが不安定だと着信に影響することがあります。Wi-Fiを切ってモバイル通信だけの状態で再テストします。
- 相手を変えて試す:特定の相手だけ鳴らないのか、誰からでも鳴らないのかを確認します。特定の相手だけなら着信拒否や相手側の設定、全員なら端末や回線側の可能性が高まります。
- 場所を変えて試す:屋内の奥まった場所と屋外など、電波状況の違う場所で同じテストをします。同じ条件で2回以上鳴らないことを確認してから、はじめて「再現する症状」と判断します。
記録しておくと説明しやすい項目
問い合わせる場面では、「鳴りません」だけよりも、いつ・どの番号から・どうなったかが揃っているほど話が早く進みます。次の形でメモしておくと整理しやすいです。
| 記録する項目 | 書き方の例 |
|---|---|
| 日時 | 10月11日 14時20分ごろ |
| かけた側 | 家族のスマホ(他社回線)の標準電話アプリ |
| 受けた側の状態 | Wi-Fiオン、画面ロック中、アンテナ表示は3本 |
| 症状 | 音も振動もなし。着信履歴は後から表示された |
| 試したこと | 機内モードの入切、再起動を実施。変化なし |
4〜5件ぶんたまると、「Wi-Fiをオフにすると鳴る」「Rakuten Link経由だけ鳴らない」といった傾向が見えてきます。傾向が見えれば、見直す場所もしぼり込めます。Androidで通知そのものが出ていない様子なら、Rakuten Linkの通知が来ないときの設定確認もあわせて見ておくと整理しやすくなります。
端末本体やソフトウェアの可能性も考える
条件を変えても一切鳴らない場合は、端末側の要因も視野に入れます。確認したいのは次の点です。
- ソフトウェア更新が残っていないか:端末の設定画面から、システムの更新を確認します。更新後に動作が変わる場合があります。
- 通話アプリの更新:Rakuten Linkを含め、アプリストアで最新版になっているかを見ます。
- スピーカーや振動そのものの故障:音楽や動画を再生して音が出るか、マナーモードの振動が動くかを試します。音自体が出ないなら、着信の設定ではなく本体側の問題です。
- 別の端末にSIMを入れ替える:手元に使える端末があれば差し替えてテストします。差し替えた端末で正常に鳴るなら、もとの端末側に要因がある可能性が高くなります。
それでも解決しないときは、記録したメモを手元に置いたうえで、契約先である楽天モバイルの案内に沿って相談してください。症状が出る条件と試した内容が揃っていれば、同じ確認を一からやり直さずに済みます。
なお、これから楽天モバイルに申し込む予定の方は、申し込みより前に従業員紹介キャンペーンのエントリーを済ませておくのが基本です。エントリーは紹介リンクから楽天IDでログインするだけで無料、この時点では回線契約になりません。
まとめ
楽天モバイルで着信が鳴らない原因は、回線そのものより端末側の設定にあることが多いです。最後に、確認する順番をもう一度上から並べておきます。上から順に見ていけば、どこで止まっているのかが絞り込めます。
着信が鳴らないときの確認順リスト
- 機内モード(通信を一時的に止める設定)がオンになっていないか。オンなら切って数十秒待つ。
- サイレントモード・マナーモード・集中モード(通知を抑える設定)が有効になっていないか。時間帯で自動オンになる設定が残っていることもある。
- 音量そのものが下がっていないか。着信音量とメディア音量は別々なので、着信音量を直接上げて確認する。
- 通話アプリの通知設定がオフ、または通知の音が「なし」になっていないか。
- 着信拒否・不明な発信者の消音のような設定が入っていないか。連絡先に登録していない番号だけ鳴らない場合はここが怪しい。
- 転送設定・留守番電話が残っていないか。前の携帯会社で使っていた転送が残っていると、鳴る前に別の宛先へ回ることがある。
- デュアルSIM(1台に2回線)の場合、着信を受ける回線や優先する回線の指定が意図どおりか。
- 電波状況。アンテナ表示が圏外や1本のままなら、場所を変えて再確認する。
- 端末の再起動。設定を変えた後は再起動すると反映されやすい。
- それでも直らないときは、発生日時・相手側の表示・自分の端末の状態をメモして記録を残す。
着信が鳴らない症状は、機内モード・サイレント系の設定・通知設定の3つで解決することが多いので、まずこの順に確認してください。一度に複数の設定を変えると、どれが効いたのか分からなくなります。1つ変えたら1回テストする、を繰り返すのが近道です。
乗り換え直後にやっておくと安心なテスト
- 家族や自分の別の番号から自分の番号へかけてもらい、着信音が鳴るか・画面に表示が出るかを確認する。
- 自分から発信して、相手に声が届くか、通話が切れないかも一緒に見ておく。
- Rakuten Linkアプリと標準の電話アプリ、どちらで着信を受けたかを確認しておく。アプリごとに通知の設定が分かれているため、両方の通知をオンにしておくと取りこぼしが減る。
- 仕事で使う番号なら、静かな場所と外出先の両方で一度ずつ試しておくと、電波の問題か設定の問題かを早く切り分けられる。
通知まわりは機種によって項目名が違います。Androidで通知が出ないときの確認手順はRakuten Linkの通知が来ないAndroidの設定確認でも整理しているので、あわせて見てみてください。
これから申し込む方へ
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