楽天モバイルの機種変更でeSIMを移すときは、元の端末でバックアップとRakuten Linkの確認を済ませ、my楽天モバイルからeSIMを再発行して新しいスマホで読み込み、開通と発着信を確かめる流れが基本です。
この記事でわかること
- 元の端末で先にやる準備を整理
- eSIM再発行の考え方と進め方
- 新端末での開通確認のチェック項目
- Rakuten Link引き継ぎ後の通話確認
スマホを買い替えたとき、楽天モバイルのeSIM(スマホ本体に内蔵された、差し替え不要のSIM)をどうやって新しい端末へ移せばいいのか迷う方は少なくありません。物理的なカードを入れ替えるわけではないため、「手元の作業だけで終わるのか」「元の端末はいつまで使えるのか」が見えにくいのがeSIMの機種変更です。
この記事では、端末の買い替えに絞って、元の端末でできる準備 → eSIMの再発行 → 新しいスマホでの読み込み → 開通確認 → Rakuten Linkの引き継ぎ確認という順番で整理します。途中で止まりやすいポイントと、戻れるようにしておくための備えもあわせてまとめました。作業を始める前に一度通して読んでおくと、手順の途中で慌てずに済みます。
楽天モバイルのeSIM機種変更は何をする作業なのか
新しいスマホを買って、今使っている楽天モバイルの回線をそのまま移したい。この記事はその場面を想定しています。まず言葉を整理しておきます。eSIMとは、端末の中に組み込まれたSIMのことで、カードを抜き差しせずに回線の情報を書き込んで使う仕組みです。開通とは、その情報が端末に反映されて、通話やデータ通信が実際に使える状態になることを指します。
物理SIMとの一番の違い
SIMカードなら、古い端末からカードを抜いて新しい端末に差し込めば終わりです。eSIMにはその「カード」がありません。そのため機種変更では、今の端末に入っているeSIMの情報を使えない状態にして、新しい端末に新しいプロファイル(回線情報)を書き込み直すという作業になります。言いかえると「移す」というより「もう一度発行して読み込ませる」イメージです。
回線契約そのものは何も変わりません。電話番号もプランも、そのまま引き継がれます。変わるのは、回線情報を持っている端末が入れ替わるという点だけです。
この記事の対象と、対象でない場合
似たような場面がいくつかあるので、ここで切り分けておきます。
| やりたいこと | この記事で扱うか |
|---|---|
| 端末だけ買い替えて、同じ回線を新しいスマホで使う | 扱う(この記事) |
| SIMカードからeSIMへ種類を変えたい | 扱わない(目的が別) |
| 開通処理が進まない、圏外のままなどの不具合を直したい | 扱わない(原因の切り分けが別) |
| 新しい端末がeSIMに対応しているか知りたい | 先にeSIM対応端末かの確認を済ませる |
特に3つ目に当てはまる方は、この記事の手順を最初からなぞるより、原因の切り分けから入ったほうが早いことが多いです。
作業全体のイメージ
流れとしては、元の端末で準備をする、eSIMを再発行する、新しい端末で読み込む、開通を確認する、Rakuten Linkを引き継ぐ、という順番です。一つひとつは短い作業ですが、途中で止まると電話が使えない時間が生まれます。時間に余裕がある時に始めてください。
始める前にそろえておきたいもの
- 安定したWi-Fi環境…新しい端末はまだ回線が使えないため、プロファイルの読み込みも、アプリの入れ直しもWi-Fiが頼りになります。
- 楽天IDとパスワード…my 楽天モバイルへのログインに使います。久しぶりの方は、作業当日に思い出せるか先に確かめておくと安心です。
- まとまった作業時間…細切れの時間に始めると、開通の確認ができないまま外出することになりがちです。
- 元の端末…手元に残しておきます。QRコードを読み取る、ログイン用の認証コードを受け取るなど、最後まで出番があります。
- 両方の端末の電池残量…途中で電源が落ちると、やり直しの手間が増えます。
元の端末を初期化したり下取りに出したりするのは、新しい端末での開通確認とRakuten Linkの引き継ぎが終わってからにしてください。ここを先にやってしまうと、確認したいことがあった時に戻る先がなくなります。次のセクションから、元の端末でやっておく準備を順に見ていきます。
すでに楽天モバイルをお使いの方へ
従業員紹介キャンペーンは、2回線目以降の申し込みも対象です(最大5回線)。ご家族の回線やサブ回線を足すときは、申し込みの前にエントリーが必要です。
作業前に元の端末でやっておく準備チェック
eSIM(本体に内蔵されたSIM。カードを差し替えずに回線情報を書き込む方式)の機種変更でつまずく人の多くは、作業そのものではなく「元の端末でしかできなかったこと」を後回しにした結果、先に進めなくなっています。回線情報を新しいスマホへ移したあとは、元の端末が通信できなくなる時間が生まれます。元の端末が手元で通信できるうちに、準備をすべて終えておくことが、eSIM機種変更をスムーズに進める一番の近道です。
元の端末で先に片づける7項目
- 写真・連絡先・アプリデータのバックアップ:クラウドやパソコンへ保存し、保存が完了した表示まで確認します。途中で止まっていないかを目で見るのが大切です。
- 楽天IDとパスワードの確認:覚えているつもりでも、実際に一度ログアウト→再ログインを試しておくと確実です。パスワード再設定が必要なら今のうちに済ませます。
- 二段階認証のコードを受け取る手段:SMSで受け取る設定の場合、回線が切り替わる途中だと受け取れないことがあります。メールでも受け取れるか、認証用の連絡先が今も使えるかを確認します。
- Rakuten Linkの通話履歴・メッセージの扱い:履歴やメッセージがどこまで新端末に引き継がれるか、アプリ内の設定やバックアップ項目を事前に見ておきます。
- おサイフケータイ・決済アプリ・認証アプリの移行:これらは元の端末側で「預ける」「機種変更する」操作が必要なものがあります。移行手続きを飛ばすと、新端末で復旧できなくなる場合があります。
- 新しいスマホがeSIMに対応し、楽天モバイルで使える機種か:対応状況は機種ごとに異なります。eSIM対応端末かを確かめる手順も参考に、購入前・作業前に確認しておきましょう。
- Wi-Fi環境の用意:eSIMの読み込みや開通(回線が使える状態になること)の作業中は、モバイル通信が使えない時間が発生し得ます。自宅などの安定したWi-Fiがある場所で作業してください。
確認表:どこで、何を見るか
| 準備項目 | 確認する場所 | 終わりの目安 |
|---|---|---|
| データのバックアップ | 端末の設定/クラウドのアプリ | 最終バックアップ日時が今日になっている |
| 楽天IDでのログイン | my 楽天モバイル(Web版でも可) | 実際にログインできた |
| 二段階認証 | 楽天IDの登録情報 | 受け取り用の電話番号・メールが最新 |
| Rakuten Link | アプリ内の設定画面 | 引き継ぎ方法を把握できた |
| 決済・認証アプリ | 各アプリの機種変更メニュー | 移行手続きを完了した |
| 新端末の対応 | 端末の仕様・対応情報 | eSIM対応を確認できた |
| Wi-Fi | 作業する場所 | 接続して通信できた |
時間に余裕のある日にやる
準備だけで30分前後かかることもあります。夜遅くに始めて途中で手が止まると、翌朝まで電話が使えない、という状態になりかねません。日中の、問い合わせ先が動いている時間帯に作業を始めるのが安心です。あわせて、新しいスマホの充電を十分にしておくこと、画面ロックの解除方法(PINやパスコード)を思い出しておくことも、地味ですが効きます。
なお、これから楽天モバイルを申し込む方で特典を使いたい場合は、申し込みより前にエントリーを済ませておく形が基本です。すでに契約中の方の機種変更は、この記事の手順をそのまま進めて問題ありません。
今の携帯料金と比べてみる
いまの通信料を入れると、楽天モバイルにした場合との差が出ます。
端末の分割代金・通話料・オプション代を除いた、通信料だけを入力してください。個人情報の入力はありません。
毎月の料金の差
受け取れるポイント(他社から乗り換えの場合)
14,000ポイント
乗り換え以外(新規契約など)は13,000ポイント。申し込みより前のエントリー・同じ楽天ID・エントリーした日の翌々月末日までに申し込み/利用開始/Rakuten Linkでの10秒以上の通話、が条件です。毎月もらえるポイントではありません。
計算はいまの月額と楽天モバイルの月額を比べた目安です。端末代金の分割、各種割引、通話料、ユニバーサルサービス料などは含みません。他社の料金は入力いただいた金額をそのまま使用しています。
楽天IDで無料エントリー ▶楽天IDのログイン画面へ進みます。この時点では回線契約になりません。
eSIMの再発行とは?機種変更で必要になる理由と進め方
eSIM(端末に内蔵された、差し替え不要のSIM)は、カード型のSIMと違って抜き差しで持ち運べません。契約情報はプロファイルという形で端末そのものに書き込まれているため、新しいスマホで同じ番号を使うには、そのプロファイルを新しい端末向けに発行し直す必要があります。これが「eSIMの再発行(SIM交換申請)」です。機種変更でやることは、端末間のコピーではなく「新しい端末で読み込むためのeSIMを作り直すこと」だと考えると迷いません。
my楽天モバイルからの申し込みの流れ
手続きは会員ページのmy楽天モバイル(契約内容を確認・変更するページ)から進めます。一般的な流れは次のとおりです。画面の文言は更新されることがあるので、似た項目名を探してください。
- my楽天モバイルに楽天IDでログインする
- 契約中の回線(番号)を選ぶ
- 各種手続きの中から「SIM交換・再発行」にあたる項目を選ぶ
- 受け取るSIMの種類として「eSIM」を選ぶ
- 申し込み内容と注意事項の表示を確認する
- 申し込みを確定し、完了の案内を受け取る
手数料がかかるかどうかは、申し込みの確認画面に表示される内容がそのまま答えになります。条件は変わることがあるため、金額や扱いは申し込み前の画面表示でそのつど確認してください。
申請するタイミングは「新しい端末が手元にある日」
ここが機種変更で一番つまずきやすい点です。再発行を申し込むと、新しいeSIMを読み込んで開通(回線が使える状態になること)するまでの間に、元の端末の回線が使えなくなるタイミングが発生します。通勤中や外出先で申請してしまうと、その場で通話もデータ通信も止まって困ることがあります。
- 新しいスマホを箱から出し、初期設定とWi-Fi接続まで終えてから申請する
- 自宅など、安定したWi-Fiが使える場所で作業する
- 時間に余裕のある日を選ぶ(移動中や仕事の直前は避ける)
- 楽天IDのパスワードを事前に思い出しておく
「申請する前に、新しい端末でWi-Fiにつながっていること」を確認しておけば、途中で詰まっても作業を続けられます。
画面が進まない・ログインできない時の切り分け
申し込み画面で止まってしまう場合は、原因を一つずつ外していきます。
| 症状 | 試すこと |
|---|---|
| ログインできない | 楽天IDとパスワードを入力し直す。IDを複数持っている場合は、契約に使っているIDか確認する |
| ボタンを押しても進まない | 別のブラウザ(SafariとChromeなど)で開き直す。キャッシュの影響を避ける |
| 読み込みが遅い・途中で止まる | モバイル通信ではなくWi-Fiに切り替えて試す |
| 契約回線が表示されない | 楽天IDと回線の連携状況を確認する。別IDでログインしていないか見直す |
楽天IDまわりが怪しいと感じたら、楽天ID未連携を確認する方法も合わせて見ておくと、どのIDで手続きすべきかがはっきりします。再発行の申し込みが完了したら、次は新しいスマホでの読み込みと開通確認に進みます。
エントリーは申し込みの前に。楽天IDでログインするだけで、料金はかかりません。
※乗り換え(MNP)の場合。乗り換え以外は13,000ポイント。期限内の利用開始とRakuten Linkでの10秒以上の通話など条件があります。
新しいスマホでeSIMを読み込む手順と開通確認
eSIM(本体に内蔵された電子的なSIM)の再発行手続きが終わったら、いよいよ新しいスマホ側での読み込みです。ここでつまずく方の多くは、手順そのものより「どこまでできていれば開通(回線が使える状態になること)なのか」が分からないまま進めてしまっています。流れと確認方法をセットで押さえておきましょう。
新しいスマホでの設定の流れ
- 新しいスマホをWi-Fiにつなぐ…eSIMの情報はインターネット経由で受け取ります。回線が開通していない段階なので、Wi-Fiがないと先に進めません。
- eSIMプロファイルをダウンロードする…my楽天モバイルアプリから進める方法と、表示されたQRコードを読み取る方法があります。QRコードを使う場合は、別の端末やパソコンの画面にコードを表示して読み取ります。
- モバイル通信プランとして追加する…画面の案内に沿って「追加」「有効化」を選びます。数分かかることがあるので、途中で画面を閉じないでください。
- 回線名の設定と、データ通信に使う回線を指定する…2回線を使い分ける端末では、どの回線でデータ通信するかの指定を忘れると、意図しない回線で通信してしまうことがあります。
- 端末を再起動する…設定直後は反映が遅れることがあります。一度電源を入れ直すと表示が安定します。
AndroidとiPhoneで入口のメニュー名が違う
作業の中身は同じでも、設定アプリの中の名前が異なります。iPhoneは「設定」から「モバイル通信」、Androidは「設定」から「ネットワークとインターネット」内のSIM関連の項目、というように入口を探してください。機種によって表記が少しずつ違うため、「SIM」「モバイル通信」「プランを追加」といった言葉を手がかりにすると見つけやすくなります。
開通できたかを確かめるチェック項目
| 確認すること | 見かた |
|---|---|
| 画面上部のアンテナ表示 | 事業者名とアンテナの本数が出ているか。圏外表示のままでないか。 |
| Wi-Fiを切った状態のWeb表示 | Wi-Fiをオフにして、ブラウザでページが開けるか。 |
| SMSの受信 | 自分の別の番号などからショートメッセージを送り、届くか。 |
| 発信テスト | 家族や自分の別の番号に電話をかけ、つながるか。 |
Wi-Fiにつないだままだと通信できているように見えてしまうので、必ずWi-Fiを切った状態でWebページが開けるかを確かめてください。ここまで通れば、移行はひととおり完了したと考えて大丈夫です。
つながらない時の切り分け順
アンテナが立たない、ページが開かないという時は、やみくもに設定をいじらず順番に確認します。
- 1:APN(接続先設定)の確認…機種によっては自動で入らないことがあります。詳しい手順はAPN設定手順の記事も参考にしてください。
- 2:機内モードのオン・オフ…一度オンにして10秒ほど待ち、オフに戻すと再接続されます。
- 3:端末の再起動…それでも変わらない場合は電源を入れ直します。
この3つを試しても改善しない時は、eSIMのプロファイルが正しく入っていない可能性があります。元の端末をまだ手元に残していれば慌てる必要はありませんので、落ち着いて設定画面の回線一覧を見直してみてください。
Rakuten Linkの引き継ぎ確認と、移行後に見落としやすい点
eSIM(本体に内蔵された電子的なSIM)の移行が終わっても、作業はまだ完了ではありません。楽天モバイルの通話・メッセージを扱うRakuten Linkアプリを新しいスマホで使える状態にして、はじめて機種変更が終わったと言えます。ここでは新端末でのログインから、移行後に見落としやすい設定までを順番に整理します。
新しいスマホでRakuten Linkを使えるようにする流れ
- 新しいスマホにRakuten Linkアプリをインストールする。
- 元の端末で使っていたものと同じ楽天IDでログインする。
- 電話番号の認証画面で、移行した楽天モバイルの番号を入力して認証を進める。
- 認証用のSMS(ショートメッセージ)が届くので、画面の案内どおりに進める。
- ホーム画面が表示されたら、自分の番号が正しく表示されているか確認する。
電話番号の認証は、新しいスマホでeSIMの開通(回線が使える状態になること)が終わってから行うとつまずきにくくなります。開通前だとSMSが受け取れず、認証画面で止まってしまうことがあります。
発信履歴やメッセージの引き継ぎは事前の準備しだい
Rakuten Linkの発信履歴やメッセージのやり取りは、事前にバックアップを取っていたかどうかで引き継げる範囲が変わります。元の端末がまだ手元にあるうちに、アプリ内の設定からバックアップの状況を確認しておくと安心です。元の端末を初期化したり手放したりした後では、取り戻せない内容もあります。
移行後にひと通り確認したいこと
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 発信 | 自分の別の番号や家族にかけ、相手に自分の番号が正しく表示されるか |
| 着信 | 別の電話からかけてもらい、新しいスマホで着信音が鳴るか |
| 通知 | 端末の設定でRakuten Linkの通知が許可されているか |
| 省電力 | バッテリー最適化・省電力の対象からRakuten Linkを除外しているか |
| デュアルSIM | 2回線入れている場合、発信に使う回線が楽天モバイル側になっているか |
特に省電力設定は、機種が変わると初期値も変わります。アプリがバックグラウンドで止められると着信に気づけないことがあるため、新しいスマホでは必ず見直してください。通知が届かない場合の細かい確認は、Rakuten Linkの通知が来ないAndroidの設定確認も参考になります。
従業員紹介キャンペーンの通話条件を控えている人へ
従業員紹介キャンペーンでは、エントリーした日の翌々月末日23:59までに、申し込み・利用開始に加えてRakuten Linkアプリでの10秒以上の通話発信を終えておく必要があります。機種変更の前後は通話の動作確認をするタイミングでもあるので、家族や自分の別の番号にかけて確認を兼ねておくと落ち着いて進められます。
なお、0570などから始まる他社接続サービス、#から始まるダイヤル番号、プレフィックス番号を付けた発信、188などの特定の番号への発信は、この10秒通話の条件には数えられません。動作確認のつもりでこれらにかけても条件を満たしたことにはならない点だけ覚えておいてください。条件の最新の内容は、キャンペーンにエントリーしてご確認ください。
見落としやすい小さな点
- 元の端末にもRakuten Linkが残っていると、どちらで着信するか紛らわしくなるため、使わない端末ではログアウトしておく。
- アプリのバージョンが古いままだと挙動が安定しないことがあるので、新端末では最新の状態に更新する。
- 連絡先の同期が終わる前に発信すると、相手の名前が表示されないことがある。少し待ってから確認する。
- Wi-Fiだけの状態で認証を進めると番号確認に進めない場合があるため、モバイル通信が使える状態で行う。

元の端末の扱いと、うまくいかない時の戻し方
新しいスマホで通信と通話ができることを確認できたら、最後に残るのが「元の端末をどうするか」と「もしうまくいかなかった時にどう戻すか」です。ここを雑に済ませると、下取りに出した後でデータが取り出せない、認証アプリが使えずネットサービスにログインできない、といった困りごとにつながります。順番に整理しておきましょう。
移行後の元の端末はWi-Fi専用機として使える
eSIM(本体に内蔵された、差し替えの要らないSIM)を新しいスマホへ移した後も、元の端末は電源を入れればWi-Fiにつないで使えます。写真の見返し、音楽再生、子ども用の動画端末、予備のカメラなど、通信契約なしでできることは多く残ります。すぐ売る予定がないなら、しばらく手元に置いて、新しいスマホで不足しているデータがないかを確かめてから処分を決めるほうが安全です。
下取り・売却の前に確認したいこと
手放すと決めたら、初期化(工場出荷状態に戻す作業)の前に次を順番に確認します。初期化は元に戻せない作業なので、バックアップと認証アプリの移行が終わってから行ってください。
- 写真・動画・連絡先・メッセージのバックアップが新しいスマホ側で開けるか、実際に表示して確かめる
- 二段階認証アプリ(認証コードを表示するアプリ)を新しいスマホへ移したか。移す前に初期化すると各種サービスにログインできなくなることがある
- Apple ID/Googleアカウントからサインアウトし、端末の探す機能(位置追跡のロック)を解除する
- キャッシュレス決済・銀行・ゲームなどのアプリで、引き継ぎ設定が終わっているか
- 端末代金の分割支払いが残っていないか、端末保証の加入状況がどうなっているかを確認する
うまく開通しない時は段階的に切り分ける
新しいスマホに回線が反映されない、アンテナが立たない、といった時は、やみくもに設定を触らず、次の順番で確かめると原因がしぼり込めます。
- 再起動:まず新しいスマホを再起動する。機内モードのオン・オフも試す。これだけで通信がつながることは珍しくない。
- eSIMプロファイルの確認:設定画面のモバイル通信(SIM)の項目に、楽天モバイルの回線が表示されているか、主回線・モバイルデータ通信の割り当てが正しいかを見る。
- my楽天モバイルで申請状況を確認:再発行の申請が受付中のままか、完了しているかを確認する。手続きが進んでいなければ端末側をいじっても解決しない。
- もう一度の再発行申請:読み込みに失敗した、QRコードが使えなくなった、という場合は再発行をやり直す。申請前に、読み込む端末が手元にあり、Wi-Fiにつながる状態かを整えておく。
この順番で見ていくと、端末側の問題か、回線の手続き側の問題かが分かれます。1〜2で解決しないまま端末の設定を初期化してしまうと、かえって状況が複雑になるので避けてください。
急ぐ場合は店舗という選択肢もある
仕事の連絡で今日中につながる必要がある、手順を見ながら進めるのが不安、という場合は店舗で相談する方法もあります。待ち時間を減らしたいときは、来店予約のやり方を先に確認しておくと当日の流れがスムーズです。来店時は、新しいスマホと元の端末、本人確認書類、楽天IDのログイン情報を持参すると話が早く進みます。
なお、元の端末を手放すタイミングは、新しいスマホで数日使ってみて不具合がないと確かめてからで十分です。急いで初期化しない、これが機種変更での一番の安全策です。
まとめ
楽天モバイルのeSIM(カード不要の電子的なSIM)を新しいスマホへ移す機種変更は、順番さえ守れば難しい作業ではありません。最後に、ここまでの流れを5つのステップに整理して振り返ります。
eSIM機種変更の手順を5ステップで再確認
- 準備:元の端末で楽天IDとパスワードを確認し、連絡先・写真・アプリのデータをバックアップ。新しいスマホがeSIMに対応しているかも先に確かめます。安定したWi-Fiにつながる場所で作業を始めます。
- eSIMの再発行:eSIMは端末に書き込まれる仕組みのため、原則として新しいスマホ用にあらためて発行し直す考え方になります。my 楽天モバイルから手続きを進めます。
- 新しいスマホで読み込み:表示されたQRコードを読み取るか、端末の案内に沿ってプロファイル(回線の設定情報)をダウンロードします。読み込み中は電源を切らないようにします。
- 開通確認:開通とは、その回線で通信や通話ができる状態になることです。Wi-Fiをオフにしてモバイル通信だけでページが表示されるか、通話とSMSの送受信ができるかを確認します。
- Rakuten Linkの確認:新しいスマホにRakuten Linkを入れ、同じ楽天IDでログインして自分の電話番号が表示されるかを見ます。発信・着信・メッセージまで試せると安心です。
機種変更は、元の端末がまだ手元にあって操作できるうちに、時間に余裕のある落ち着いた環境で進めるのが安全です。元の端末を下取りや売却に出す予定がある場合も、新しいスマホで通信・通話・Rakuten Linkの動作をすべて確認してから手放すようにしてください。うまくいかないときは、電源を入れ直す、機内モードを切り替える、設定を一度見直すといった基本の切り分けから試すと原因がつかみやすくなります。
これから新しく申し込む予定がある方へ
すでに契約している回線の機種変更ではなく、家族の分や2回線目をこれから新しく申し込む予定がある方は、順番に気をつけてください。楽天モバイルには社員からの紹介を受けた方が対象の従業員紹介キャンペーンがあり、Rakuten最強プラン/Rakuten最強U-NEXTの申し込みが対象です。
- エントリーは紹介リンクから楽天IDでログインするだけ。無料で、この時点では回線契約にはなりません。
- エントリーは申し込みより前に済ませておくのが基本です。
- エントリーと申し込みは同じ楽天IDで行います。別のIDで申し込むと対象になりません。
- エントリー後は、エントリーした日の翌々月末日23:59までに「申し込み」「利用開始」「Rakuten Linkアプリでの10秒以上の通話発信」の3つをすべて終える必要があります。
特典の内容は予告なく変更・中止される場合があります。最新の条件は、キャンペーンにエントリーしてご確認ください。新しいスマホを用意してこれから回線を申し込む方は、申し込みの前に、紹介リンクからエントリーを済ませておきましょう。
よくある質問(FAQ)
